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心理職の国家資格「公認心理師」誕生。心理系以外の4大卒で実務経験がない主婦が公認心理師を目指すには

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最低4年?

 

こんにちは、日々心理療法やカウンセリング法について勉強しているAyumiです。

この間心理カウンセラーの試験を受けました。なんでも試験提出から合格まで1ヶ月程度かかるようでまだ資格取得には至っていません。なので今は、書籍などを中心に家でシコシコ勉強しています。

今月末に郵送で合否の通知があるようですが、普通のなんてことない民間のカウンセラーの資格なので普通に合格できると思います。何も持ってない私としては、合格通知が待ち遠しいですね。

今日は心理職の国家資格「公認心理師」についてです。これを、心理系ではない4大卒で実務経験のない私が目指すとしたらどうなるかを考えてみました。

心理職の国家資格、「公認心理師」誕生

最近調べていてわかりましたが、心理職の国家資格が誕生するようです(公認心理師)。2015年9月に公認心理師法が成立し、9月16日に公布されました。2年以内(2017年9月まで)に施行される予定です。

厚生労働省によれば、心理職の国家資格である公認心理師とは、

公認心理師とは、公認心理師登録簿への登録を受け、公認心理師の名称を用いて、保健医療、福祉、教育その他の分野において、心理学に関する専門的知識及び技術をもって、次に掲げる行為を行うことを業とする者をいいます。
(1)心理に関する支援を要する者の心理状態の観察、その結果の分析
(2)心理に関する支援を要する者に対する、その心理に関する相談及び助言、指導その他の援助
(3)心理に関する支援を要する者の関係者に対する相談及び助言、指導その他の援助
(4)心の健康に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供

公認心理師 |厚生労働省より引用)

という職業のようです。

今ある臨床心理士と何が違うのでしょうか。それをまず見ていくことにします。

臨床心理士と公認心理師では何が違うのか

民間資格 or 国家資格

まず、今ある臨床心理士は公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する民間資格です。公認心理師は国が認める国家資格です。

受験資格

臨床心理士の場合

次にそれぞれの受験資格をまとめていきたいと思います。

日本臨床心理士資格認定協会のHPによれば、

〈主な受験資格〉
●指定大学院(1種・2種)を修了し、所定の条件を充足している者
●臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者
●諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後の日本国内における心理臨床経験2年以上を有する者
●医師免許取得者で、取得後、心理臨床経験2年以上を有する者
など

とのことですが、とりあえず医者以外は、指定された大学院で臨床心理学を学ぶことが条件になっています。その際、大学で何を学んだかは関係ありません。

それで、その指定大学院とは、これです。 

指定大学院にも1種2種があり、1種は修了するだけで臨床心理士の受験資格が得られるのに対し、2種は修了後1年以上の実務経験をすることで受験資格を得られます。

公認心理師の場合

次に公認心理師の受験資格ですが、このサイトによれば、

  1. 大学及び大学院において心理学その他の公認心理師となるために必要な科目を修了した者、それに準ずる者。(大学の学部4年間+大学院2年間)
  2. 大学において心理学その他の公認心理師となるために必要な科目を修めて卒業した者、それに準ずる者で、一定の施設において心理に関する支援の業務に従事した者。(大学の学部4年間+臨床現場で数年の実務経験)
  3. 上記2つに掲げる者と同等以上の知識・技能を有する者。


施行後の経過措置として受験資格が与えられる人は下記の要件を満たしている人です。

  1. 法が施行される前に大学院を修了していて、国が定める科目を履修し終えている者。なお、ここでいう「法が施行される前」とは、2017年9月以前です。
  2. 法が施行される前に大学院に入学していて、国が定める科目を履修して修了できる者。
  3. 法が施行される前に大学に入学していて、大学で必要な科目を履修した者、それに準ずる者で、定められる大学院に進学し修了する者。
  4. 法が施行される前に大学に入学していて、大学で必要な科目を履修して卒業した者、それに準ずる者で、一定の施設で一定期間実務を行った者。

上記1~4に当てはまらなくても心理に関する業務の経験が5年以上ある者で、国が指定した講習会を受講した者。

とのことです。

経過措置のがあるのでややこしいですが、今現在何も心理系の学位を持っていない、業務をしていない者の立場で考えると、公認心理師の国家試験を受験するためには、

  • 大学と大学院で「必要な科目」を履修し、修了する
  • 大学で「必要な科目」を履修し、その後実務経験を数年する

が必要になるということになります。この「必要な科目」というのは、今現在(2017年5月6日)は議論中で定まっていないそうです。

また実務経験は具体的には何年必要なのでしょうか?大学院で学習するものと同等の経験が得られると考えると2年ほど必要になってくるのでしょうか。

資格取得のハードル

公認心理師は大学院進学の義務がないので学歴的に、そして金銭的に資格取得までのハードルが低いように思います。大学院を出るためにはまず入試を突破し、高い学費を払って、さらに修士論文を書かなければなりませんからね。

でも、実務経験の義務を課すにしても、専門的な分野であるのに果たして学部の勉強だけで良いのか?と私みたいなパンピーは思ってしまいますね。

業務関連 - 主体性

業務関連で、臨床心理士と公認心理師を区別する割と重要な項目を見つけました。それが「主体性」です。

まだ議論中ではあるみたいなのですが、公認心理師は、心理的支援を施す際に医師の指示が必要となるようです。この点、臨床心理士はこのような指示を受ける義務はなく、自分の裁量で業務を進めることができます。

これは割と大きな違いではないでしょうか。自由度がかなり制限されることになります。また、医師の指示が必要、ということは公認心理師は主に病院で働くことになるのかもしれませんね。

心理系以外の4大卒で実務経験がない主婦が公認心理師を目指すには

前置きがかなり長くなりましたが、これが本題です。笑

私は、まさにこの題の通りの「心理系以外の4大卒の実務経験がない主婦(27歳)」なのですが、心理職にこれから従事するものとして公認心理師に興味はあります。

というわけで、私がその公認心理師を目指すとしたらどういうルートになるのかを考えてみました。

ルートは3つ

  1. 4年生大学に入学または編入して「必要な科目」を修了したのち、大学院に進学し「必要な科目」を修了し受験資格を得る
  2. 4年生大学に入学または編入して「必要な科目」を修了したのち、実務経験を数年して受験資格を得る
  3. 公認心理師法が施行される前(2017年9月まで)に、心理職として働き5年以上続けて受験資格を得る

ですね。

このうち3ですが、私は7月からイギリスに行くのでまず、今から就職して5年続けるのは無理です。

また、開業届を税務署に出して個人事業主として働くという手もありますが、やはりイギリスにいる間まともな営業ができるかわからないし、そんな状態でやっていて「実務経験5年やりました」と言っても認めてもらえるか分からないのでここではこの選択肢は消去します。

まずは通信制の大学でサクッと必要な科目を履修し学位をとる

残るは1と2ですね。この1と2ですが、結局「大学で必要な科目を修了する」というのは変わりません。なので大学に入学か編入することになります。

ここで気になるのが「うわっ...私の年齢、高すぎ...?」ということです。大学院ならまだしも、4年生大学の入学や編入にあたってこれを気にしないのは無理があります。

なので、毎日ワカイコと顔を合わせる必要がなく無理なく勉強できる通信制大学を探しました。 この際学歴は無視です。受験資格を効率的に得るためにはこの選択肢が最も良いと思います。

通学しなくていいという利点に加え、出願も書類審査だけのところが多いので、4大卒の者からすると入学難易度はそこまで高くないと思います。

▼このまとめがとても参考になりました!

通信課程で学士(大学卒業資格)が取得できる心理系大学10校 - 心理カウンセラーの種

探すのが大変なのでまとめてくださって本当に感謝です。

良いと思った心理系通信課程のある大学第1位

上のリンクの中で、結構良いなと思ったのが東京福祉大学です。

通信教育課程 | 東京福祉大学

ちゃんと心理学を学べそう

まあそもそも関東で通信で学べる大学の選択肢自体が少ないんですが、この大学の大学院は臨床心理士の第1種指定大学院です。

なので、心理系の教育体制は整っていると考えられます。学部も「心理学部」がちゃんとあり、心理学の学士号をとることができます。また、卒業したら認定心理士の資格を取ることができます。

また、これは大学のHPからの引用ですが

●公認心理師への対応
2015年9月に国会で公認心理師法案が可決成立し、心理職で初の国家資格「公認心理師」が誕生することになりました。本学心理学部および大学院心理学研究科では、「公認心理師」の養成に向けて同法施行後すみやかに教育体制を整備・充実していく予定です。
心理学部 心理学科|東京福祉大学 受験生応援サイトより)

やはり入学を検討する側としては、公認心理師に対応した科目をしっかりやってくれるのかは重要なポイントでありますので、こういうのをしっかり明記してくれている時点で信頼できます。

3年次編入できる

大卒であれば、3年次編入ができます。これはかなり大きなメリットです。正直4年通わなきゃならないとなると本当に心理的、そして金銭的負担がかなり大きいですが、それが半分で良いとなると一気に気が楽になりますよね。専門学校や大学院の期間と同じだし2年なら頑張れるかも?と思います。

本当は4年次編入できればなと思ってましたがさすがにそれは心理系・福祉系の学科を卒業した人だけでした。残念っ

その後院に進むか実務経験をするか

どちらが良いのでしょう。正直こだわりがなければどちらでも良い気がします。

大学院に進む場合

大学院に進むメリットはより専門的に勉強できることでしょう。また、修了するだけで受験資格が得られることから、大学院で受験対策なるものをやってもらえる可能性が高く、合格しやすいのではないでしょうか。

また、臨床心理士を目指したいとなった場合、そちらも可能になる可能性があります(学習領域が似通っていると考えられるため)。

デメリットは、やはりお金がかかることですかね。単純に考えて学費2年間と生活費がかかってくることになります。私立大学が年間100万円程度、国立大学はその半分と考えられますが、国立大学は入学難易度が高いです。

大学院では一般的に考えて修了には2年を要しますので、上で書いた学部と合わせると、この場合公認心理師の受験資格を得るまでに4年かかることになります。

実務経験をする場合

学位取得後、実務経験をする場合のメリットとしては、大学院の研究や修士論文を書く必要がないのでそういう負担がなくなることと、働けるのでお金を早く稼げることです。

ただここで注意したいのが、心理系の学士をとったところですぐに心理系の職につけるかはわからないということです。その際は民間のカウンセラーや心理士の資格を取ることになるかもしれません。

デメリットは、受験対策を個人でやらなければならないことです。その際は独学か予備校などを頼ることになるかと思います。これはこれで大変かと思います。ただ、過去問や受験対策をしっかりすれば個人でも突破できると思っています。結局は自分次第ですよね。

また、臨床心理士は目指せないことになります。

大学で学士を取得後実務経験をする場合、何年必要になるかわかりませんが、学部と合わせると3〜5年くらいかかるかもしれません。

どちらも一長一短

書いてみて、どちらも一長一短だなと思いました。私は、認定心理師になろうかなと思った時、最初は大学院に行こうかなと思っていました。

しかし、もうカウンセラーになるわけだからその経験を積んで、大学でサクッと必要科目を修了して、カウンセラーの経験を元に「一定の施設(これがどこだか今はわからないのだが)」において心理に関する支援の業務に従事すれば普通に受験資格を得られるかも?とも思いました。

もしそうなる場合、どれだけ事前にカウンセラーの経験を積めるかが鍵になってくる気がします。

あとは子育てとの兼ね合い

正直受験云々よりこっちの方が懸念材料だったりします。ライフワークバランスならぬライフスタディバランス?

もう私も27歳なのでそろそろ子供が欲しいと思っています。子育てと公認心理師への学習を両立させるためには、夫はもちろん両親や、はたまたシッターさんの協力が必要になってくると思います。

まああ逆にいえばこれらの助けがあれば子育ても両立できるんじゃないかと気楽に考えてもいます。第一候補は親で、次がシッターさんです。どこまで親も頼れるかわからないのでベビーシッターの可能性は低くありません。でも欧米では普通なんですよね?

シッターさんを雇う場合、金銭的にもなかなか厳しい道ではありますが、うまく周りに助けてもらって自分のやりたいことと子育てとの両立を図りたいと思っています。

まだ目指すかはわからない

まあ全ては公認心理師法が施行され、「必要な科目」が明確になり、学士取得後の実務経験年数「一定の施設」が明確になってから現実的に考え出すのだと思います。

それまでは自分のカウンセラー業務を充実させられるように頑張ります。これでやっていくんだ!と思ったら認定心理師もわざわざ取る必要がなくなるかもしれませんから(^-^)

 

*参考URL*

1分でわかる「公認心理師になるには」必要な費用や期間 - 心理カウンセラーの種

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●公認心理師法案

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